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仕事術

「DRY原則」で仕事を効率化!

効率的な仕事の法則

ノマドワーカーなど、歩合制の仕事をしている場合、仕事の効率を上げるということは特に重要なポイントとなります。
効率を上げればその分だけ自由な時間を増やすか、収入を増やすことが出来るためです。
では、より効率的な仕事をするためには、どのようなことに注意をすると良いのでしょうか。

そんな仕事の効率化の法則の1つとして「DRY原則」というものがあります。
DRY、といっても乾いているわけではありません。
DRYとはDon’t Repeat Yourselfの略で、要するに「同じことを繰り返さないようにする」ということです。
一度やったことを次からはしなくても良いようにするとこで、仕事の時間を大幅に節約することが出来る、というのがこの法則のポイントとなります。

ただ、これは仕事をコピペのようにしてしまえということではありません。
そういったことをすると今度はクオリティの方が犠牲になってしまうため、クオリティを犠牲にせずに仕事の効率を上げる方法を探す事が重要です。

DRYの実用例

それでは、実際にこのDRY原則を使う場合、どのような実用例があるでしょうか。
例えば良く使える利用方法として「定型文の辞書登録」があります。
仕事のメールなどとなると、何度も使うことになる表現というのがいくつかあります。
「お世話になっております」や「ありがとうございます」、「お返事をお待ちしております」などは頻出する語彙だといえるでしょう。

これらの語彙についてはパソコンの辞書登録機能を使い登録をしてしまうということです。
例えば「お世話」まで入力すると「お世話になっております」と変換出来るようにしておくと、この単語が現れる度に8文字分のタイピングを節約することができます。
「お」で登録をすれば、さらに2文字の節約を加える事ができるでしょう。
ただし、登録文を短縮しすぎるとほかの関係ない文章で出てきてしまう可能性が増えるため、その点は使いやすい程度の区切れ目にすることが重要です。

もう1つ変換として利用出来るのが、インターネット上から変換候補を拾ってきて表示してくれる変換システムを利用するというものです。
普通ではなかなか変換しにくい言葉であっても一発で変換できることが多いため、無駄に時間を使わずに済みます。

この他にも、エクセルでの計算を関数やマクロにするなど、自動化出来る部分はどんどん自動化していくようにしましょう。
上手く出来るようになれば、仕事時間を大きく圧縮することが出来るようになります。