時短と知的生産性
どれだけ時間をかけて仕事をこなしても、質がゼロという場合はたくさんの成果物が出来たとしても生産性は低いという事になります。
つまり時間で完成するものが多くなっても、その商品の質が高いものではないという場合、知的生産性は高くなっておらず、低いままという事がわかります。
知的生産性というのは、(仕事の質×量)÷時間です。
つまり単位でどのくらいの生産性があるかどうかという事なのです。
仕事の成果が同じという場合、その仕事にどのくらいの時間をかけていたのか、ということが比較材料となり、業務時間が短く質の良いものを作る事が出来る方が生産性が高いという事になります。
ポイントは、仕事の質がゼロとなる場合、量がいくらあっても成果はゼロという事になるので、知的生産性というのは質が伴っていない場合、全く意味がないモノとなるのです。
生産性は急にあげる事が出来ない
生産性は高い質のものを作る事が出来るようになって始めて上がるものです。
経験によって短い時間で質の高いモノを作る事が出来るようになって、時短が可能となります。
どんな人でも、経験を積んでその仕事の質を高め、短い時間でも高い質の製品造りが出来るようにならないと、生産性は高くなることがないのです。
成果品の量を多くするという事を考慮すると、なるべく短い時間で大量のものを作るという事を考えてしまいますが、これでは成果ゼロの商品作りとなってしまいます。
もしも経験が少ないという人の場合、まずは仕事に慣れる、イコール量産できることを感がる、その後、質が高くなるように高めていく、最終的にその中で時短出来るかどうか、その能力を高めていくことが必要です。
生産性をあげる時短テクニックで覚えておきたいこと
生産性を向上させるためにはしっかりと覚えておきたいこと、守らなくてはならないことがあります。
まずはある程度の費用がかかる、つまり時短するためには自分が努力する事とプラスし、そこに投資が必要になるという事です。
労力を少しでもサポートしてくれる事が何か、という事を考え投資していかなければなりません。
プロジェクトが大きくなればなるほど、ステップをごまかさすしっかりと1段ずつ登っていく事が大切です。
作業を省いて時短しようと思えば納品物が増えても質が悪くなります。
その為にも、確実な準備を行い一つずつこなしていく事が必要で、それができるようになっていけば、安定した商品の質と短い時間の中で高い成果を上げる事が出来るようになります。
時短の中で最も必要なテクニックとして、タスクを並行して処理できることは複数幣移行して処理するという事です。
同時に行う事で自然と相乗効果が出てくることもあるので、その見極めをしっかり行うためにも準備に余念がない状態で取り組むことが必要です。
必要な知識を得る時間を設ける事、パソコンやアプリなどを駆使して、利用出来るもの、生産性の向上になるものはドンドン取り入れていくという姿勢、また一緒に取り組むチームのメンバー全体が共に同じものと目標として頑張る事が出来る統一感も重要です。