仕事術

今日からできる!すぐに役立つ仕事術

気付きで変わる

仕事の効率というのは、ある1つの事に気づくだけで変わるということも良く有ります。
そんな気付きは、自分だけではなかなかできない場合も少なくありません。
そんな時重要になるのが本来は上司や同僚なのですが、職場環境によってはそれが期待できないということも多いでしょう。
そこでここでは、そんな人の気付きのきっかけとなるかもしれない、仕事の効率を上げた、考え方を変えてくれたアドバイスを幾つか紹介します。

一つ目に紹介するのは「仕事への取り組み方」に関するブレイクスルーです。
ある機械精密機器関係の技術職の人は、同僚から「忙しい時ほどゆっくり仕事をする」と教えてもらったと言います。
実際にそうしてみると、余裕を持つことが出来るようになり、帰って能率が上がったのだといいます。
忙しい時にあくせくしてしまって、細かい所に気が向かないようになっていると、かえって後から手直しが多くなってしまうなど、デメリットが多いことに着目したアドバイスです。

他に、接客業の方が考え方を変えることができたアドバイスとして「お客様は神様だが、神様は良い神様ばかりではない」という上司からの助言がありました。
お客様だからといって、何でもかんでも要望を聞かなければならないわけではない、相手が常に正しいわけではない、と考えるきっかけとなったといいます。

仕事との付き合い方

他にも、仕事との付き合い方において学ぶことができたという人も多くいました。
例えば「仕事を断る」ということについての話があります。

日本人はどうも勤勉な国民性があるのか、ともかく限界まで仕事をすることが良いと考えている人が少なくありません。
ただ、それによってクオリティの低いものを作ってしまったり、納期を逸してしまうようなことがあれば信頼はマイナスになります。
そのようなことがないように「無理な時は無理と断る」ということを徹底することが重要だという学びです。

安請け合いした結果タスクがこなせないようでは信用はされません。
まずは自分の力量を知っておくことも大切なのです。
自分一人で仕事を抱え込みすぎても解決することはできません。

仕事を上手くこなすためのコツとして、仕事をうまく分散するということがあります。
自分だけで仕事を抱え込まず、いかに人に仕事を割り振るのかで仕事のできる人かどうかが決まります。

もし、仕事を人頼むのが苦手な場合、仕事をシェアするという方法から取り入れてみることもおススメです。
自分が苦手な仕事を、得意な人に渡して、その代わり自分はその人の仕事を請け負うといった形で、お互いのメリットになることで仕事も頼みやすくなるでしょう。